5月13日 能登入り
最初に金沢駅で能登町在住の友人と待ち合わせ。 震災で金澤市内へ避難中。 震災の状況や公共の支援状況の指導を受ける。 能登町に入る前に石川県庁に挨拶と支援の必要性を確認に行く。 写真での支援はたびたびの支援は必要なさそうではあった。 該当部門は多忙につき窓口を紹介してもらって後日の訪問とした。 そこから中能登町経由七尾市を目指した。 中能登町の母子連れの自宅への訪問は後日とし、七尾市役所に行く。 ここでは最初邪魔者扱いの処遇を受ける。 防災担当部門では七尾市の祭り会館の紹介を受けた。 この会館は現在閉鎖中、担当者に「石崎法燈祭り」「青柏祭」の写真を預けて会話。 なかなか話が通じず苦労する。 そして石崎町へ。石崎法燈祭りでご自宅へ上がらせていただいて2階から撮影させていただいたお家を訪問。 家の大規模改修工事中、震災の影響でかなり傷んだが改修工事で済むのだとのこと。 能登島方面へ向かうとたんぼでは田植えが始まっていて、農家の方は家は大変だが田んぼに被害はないので仕事ができる。 「集落の方の被害を見て行ってくれ」と言われた。 神社の鳥居や燈籠は倒れて惨憺たるありさま。 家も軒並み倒れていて無事のように見える家も「危険」の赤紙が貼られていた。 道にはみ出ている瓦礫は押しやられてはいたが瓦礫になったモノはそのまま放置されていた。 もう4.5カ月経っているのに作業は全く進んでいない。 風光明媚な松島に寄ったがこちらは前と変わらなかった。 そして鰀目漁港へ。 漁港の施設も街灯が倒れたり、一部の塀が壊れ絵はいた。 漁業は行われいるように見えた。 魚の選別作業をする光景を撮影させていただいた大敷の社長宅へご挨拶に寄った。港も少し被害が出たが3月末からは仕事を始めることができたとのこと。 漁業の状況は良くて、すべて金澤へ出荷しているという。 向田では被害が少なく、今年の「火祭り」は開催予定だという。 能登島のもう一つの橋経由で中島町へ行こうとしたら、このダブルブリッジは通行止めになっていた。 しかたなく和倉温泉経由で向かうことにした。 中島町の牡蠣小屋では風景は変らず、この日は素晴らしい夕景にであうことができた。 自然はこの震災とは関係なく移ろっているのだと感じた。 この日の宿舎はかほく市、そこから1時間余りかけて向かった。
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