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5月15日 大沢町へトライ

  • 宮田 敏幸
  • 2024年5月21日
  • 読了時間: 2分

羽咋市付近から輪島市大沢町を目指す。 大沢町にはお世話になり棚田米を分けていただいた友人がいる。 田植え、稲刈りも撮影させていただいた。 途中、海が隆起して漁港が使い物にならなくなった2個所を確認。 田んぼはほぼ無事で各地で田植えが行われていた。 大沢町方向へ入ろうとすると看板があり、これから先の通行の注意事項が記されていた。 いろんな地名が書かれているが大沢町はない。 少し戻って工事事務所で聞いてみると大沢町へは「自己責任」で行くことは可能だとの微妙な回答。 何かあるとご迷惑を掛けそうなので上大沢・大沢町は断念した。 ここから少し戻って輪島市に向かうことにする。 昨日は朝市通りを中心に散策。今日は友人の住む鳳至町付近を散策する予定だ。 行ってみると友人の酒屋は全くの壊滅状態。 これでは住んでいるはずがない。 幸い電話の転送ができて会話ができた。 着の身着のままお姉さんのいる愛知県に疎開中とのこと。 ご家族には異常はないとのこと。 ひとまず、安心したが復興はかなり厳しそうな状態だ。 そして漁港方面でもう一人の女性を探す。 やっと海士町付近の女性だと分かって向かう。 駐車場に止まっていた車にご姉妹がいらっしゃったので写真を見せて尋ねると。 自分は分からないからお母さんに聞いてくれると言って写真をLINEで送ってくれた。 その女性は3年ほど前に亡くなっていて娘さんが避難所にいるから尋ねると良い、と勧められた。 自分たちも被災しているのにここまでフォローしてくれるのが能登人なのだ。 3カ所の避難所の内2か所を訪問して消息を訪ねたが不明だった。 もう一か所は場所が分からず断念した。 結局友人の消息がつかめたのは7名だけだった。 人を探す時間と労力は半端ではないことがよく分かった。 今回は3泊で帰宅する。 次回は7月ごろに行こうと思う。 帰りに砺波市の散居村に寄ってから深夜の一般道を大阪方向へ。



 
 
 

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