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5月23日 池田・豊能・樒原

何かしら予感が働くものである。 池田市にある阪神高速道路の新猪名川大橋ではかなり珍しいが毛嵐が出る。 小生は見たことはないのだが、写真を見せてもらったことがある。 この日の狙いは豊能町木代の棚田の朝景。 池田に差し掛かると出ているでないか、珍しい毛嵐が! 予定を変更して新猪名川大橋を撮ることにした。 1枚は猪名川畔から、1枚は五月山公園から。 朝陽の光の量が少なかったのは少し不満が残るが初めての出会いなので心が弾んだ。 目的地へ急ぐ、ここも霧が立ち込め道路わきの空き地に駐車し、長靴に履き替え山の上の方へ歩く。 途中の畔の脇で撮影しながら上る。 上り切ったところで電流線を外して棚田の中へ。 そしてドローンを飛ばす。 霧が朝陽に照らされて赤く染まって幻想的な風景だ。 かなり上から撮影すると霧が邪魔して棚田が見えない。 ドローンの撮影は20分。 終わって、棚田から出たところでオーナーが軽トラで上ってきた。 挨拶すると今日は田植えをするとのこと。 それも撮影許可をいただいて後ほど来ることを約束して次の目的地へ移動。 いつも撮影する川尻の棚田、そしてまだ見ていない牧の棚田を撮影する。 牧の棚田は撮影許可をいただいえいないので棚田に入ることは憚られる。 それでドローンで撮影するだけに留めた。 早朝なので誰もいなかった。 それでも田んぼの美しさはなかなかのものであった。 いつか挨拶して棚田の中に入れていただきたいと思った。 時間があったので高山右近の郷へ向かう。 最近この棚田の一部で「豊能ワイナリー」を創る計画が進んでいる。 その場所はぶどうの苗が植えられているが片隅なので風景はそのまま維持されているようだ。 前回お邪魔した時に出会った棚田のオーナーが言っていた「棚田でのキャンプ」がこの日行われていた。 オーナーから撮影許可はいただいていたがカメラの手持ち撮影は遠慮した。 時間がちょうど良かったので木代へ向かう。 直線距離は1Kmくらいだが山を周りこんで向かうと15分程度を要す。 再び山を上って行くのだが朝と違って撮影しながらの登りではないのですぐに顎が出た。 やっと、上り切って挨拶をして撮影に入る。 棚田が下に広がりその前で田植えする状況を撮影できた。 朝景と田植えの撮影は本当にラッキーだった。 以降、亀岡方面に向かい下見をしながら樒原へ。 この日は天気が良すぎたので夕景は諦めて帰宅することにした。 充実した12時間を過ごし、帰宅後は遅い昼寝に入った!



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