５月２９日 佐賀の棚田２日目

１日目の夕景が不発だったのでもう一日佐賀で頑張るべく日程を調整。　２日目の朝は雨が予報されたのでいつもより遅くに起床。　窓から唐津城を眺める。　昨日下見をしておいた有田町「岳棚田」へ向かう。　どうも昔の記憶が曖昧で方向感覚が働かない。　それで地元の作業をやっている方に岳棚田の展望台まで案内してもらった。　やっと岳棚田の全貌が捉えることができてゆっくりと撮影する。　時折日が差すが雨模様に違いはない。　雨の中でも代掻きの作業は続いていた。　下へ降りるとちょうど電車が駅に入るところであった。　松浦鉄道「山谷駅」。　この天気が変わりそうではないので気分転換に伊万里焼の街並みに切り替えた。　鍋島藩御用達の街並みは今は煙は無くガスでの焼きものづくりになっていた。　この街も棚田と変わらず山にへばりついたような場所であった。　気分を取り直して「蕨棚田」へ向かう。　蕨棚田は岳棚田よりも増して急な地形に棚田がビッシリと造られている。　石垣の棚田がとても美しい。　ここの石垣は棚田では日本で一番高い石垣を有している。　前回と言っても１０年以上前だが、この石垣の上に立たせてもらってその高さに恐怖心を抱いたのを覚えている。　今回もこの石垣の上まで行く許可をもらったが立つほどの勇気はなかった。　自分の老いを感じるのだ。　許可をまらって撮影、ドローンも飛ばして「蕨棚田」のあり様を理解できた。　昨日のリベンジで土谷棚田の夕景に挑戦したが昨日よりも惨めな結果に終わった。