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5月3日 京都樒原棚田

前回は昼前に到着した。 今回は午前8時に到着、まだ太陽は東方向にいてくれた。 それでも少し遅かったようだ。 この時刻ではまだ農家の人の姿はほんの僅かである。 気になる場所を撮影する。 この越畑・樒原の田んぼは大きく5つに分かれている。 一番北にある棚田は道路わきにいくつものハウスが造られていて撮るには不適と思われてまだ撮影していない。 一番大きいのがその南に広がる田んぼ、小生は越畑第一棚田と呼んでいる。 このすぐ上には多くの住居が並んでいる。 この越畑第一棚田を散策していて農家の人に出会う。 水のお話をお伺いした。 2Kmほどの山奥から水を引いているとのこと、今はトンネルを通じているので心配はないとのことであった。 そばのお店を開いたときにお客さんからこの田んぼの美しさに対する評価を聞いて「田んぼの区画割」を止めたとのこと。 それでこの美しさが今も維持されている。 耕作者が減ったのでこのオーナーも過去の3倍の広さの田んぼを維持しているそうだ。 この棚田の一番美しい時期は、「田植えが終わって苗がシッカリと立ったころで夕景が良い」と教えていただいた。 雲があったほうが良いし、黄砂の時は空の色がとても良いそうだ。 この日は曇りになる予報だったので夕景までいることにしている。 それから南隣の第二棚田へ。 ここは田んぼ道がとても急なので下まで降りたら上るのが大変である。 でも風景はとても良い。 次の田んぼは休耕田、手が入っていないので美しさはない。 最後が樒原棚田になる。 この田んぼもかなり広い。 この日は一部の田んぼで田植えが行われていた。 田植えの時期は日照の時間差が決め手だという。 四方山なので日照時間に大きく差が出ることになる。 田植えを見てから昼食を摂りに亀岡市内へ出る。 ドローンのバッテリーの充電も兼ねて車を走らせる。 昼食後は気になる「豊能町の田んぼ」へ向かった。 山の上のどん詰まりから撮影したいので、オーナーの許可を得たいのだ。 大きな田んぼは多くのオーナーが要るので会う人には挨拶と撮影依頼をしている。 一人のオーナーの田んぼの入山許可は事前に取るのがルールである。 この日は山の最上部分に人の姿が見えたので、下道に車を置いてとことこ歩いて上る。 途中で電流柵があって立ち入りが困難であった。 しばし待っているとオーナーが降りてこられてお願いをする。 以前の職業は地域の公務員、小生のボアンテイアの施設もご存じで、撮影許可をいただけた。 でも今年はまだ水を張っていない、原因は機械の故障。 それで、水を張った後の撮影も許可をいただいて失礼した。 川尻の田んぼを見に行くと半分は田植えが終わっていた。 ここは東に広がっているので朝の撮影が良い。 そして再び越畑樒原の田んぼへ戻る。 夕景を撮影する。

このひは今一つだがそれでも現像の力が助けてくれた。



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