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6月1日 最終日:土佐町・本山町

最後の日を迎えた。 早めに起きて荷物(着替え・毛布など)を車に積み込む。 撮影後そのまま帰路に就く予定。 まずは高須棚田の夜明け前の表情を撮る。 早めに撮っておいた方が良いのだが、体調を維持するには最後の日が妥当かもしれない。 夜は寝た方が回復は早い。 宿舎のキーを無人のコミュニケーションセンターに返却し、大石棚田に向かう。 昨日の夕景はいただけなかったのでリベンジである。 農道を車で走ると曲がりくねっているために方向感覚が狂ってしまう。 どうも吉延・大石棚田はお互いに向かい合っているらしい。 昨日の夕景は大石棚田、今朝の朝景は吉延棚田になるらしい。 でも撮影場所は大石棚田になるのだ。 最初に手持ちで撮影し、太陽が上がるころになってドローンで上空150mから日の出を撮る作戦だ。 後から分かったのだが大石棚田の展望台があり、ここからだともっと日の出の表情が良かったのだ。 ともあれ一通り撮影していると棚田のオーナーが軽トラでやってきた。 挨拶をして「だまって畔に入ったことをお詫びする」。 快く了解していただいた。 そしてオーナーから名刺を差し出されたのには驚いた。 過去に田んぼで名刺交換したのは1回だけ、しかも別のカメラマンだった。 見てみるとこの地域の「天空米に代表される特産品ブランド化推進協議会」の副会長さんだった。 今から田植えをするというので撮影許可をいただいた。 結局、この場所で3時間あまり撮影した。 副会長さんに挨拶して本山町の道の駅へ、米と野菜の調達、スーパーでは高知のしらすを購入して帰路に。 帰りは淡路鳴門橋を通ることにする、その橋の間は一般道を選択した。 帰宅は17時、所要時間は7時間半だった。 疲れたけれど、友人3人と旧交を温め充実した撮影を楽しむことができた。 次回は夏か秋に挑戦したいと思う。



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