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7月28日 写真の手渡しを優先(能登町)&輪島の惨状

この朝は少し寝坊して体力を回復させた。 従って朝陽の撮影はなし。 でも、美しい田んぼの緑とのと鉄道の撮影を行った。 のと鉄道が通る一番広い田園地帯でドローンも参加しての撮影だ。 そこから穴水町の甲まで向かう。 お寺の住職に会う。 この住職と会わなければ写真展「能登の風」の開催はなかった。 10年前、こ住職が甲の街を案内してくれて帰りにお茶をごちそうしてくれた。 能登人の優しさに触れた瞬間だった。 住職も写真をされていて山岳写真の作品を見せてもらった。 ほとんどの作品は今回の災害ゴミとして処分されたそうだ。 能登町鵜川、羽根まで足を延ばし写真のモデルになってもらった人たちを探しに行く。 羽根では3人の仲良しばあちゃんの消息がつかめた。 これは羽根に住む女性が世話を焼いて一緒に追いかけてもらった結果だ。 こんな嬉しい出来事があるのが能登なのだ。 それぞれに写真展での使用を快く受けていただいた。 今日の宿泊地輪島へ向かう。 何と後片付けが始まっていた。 これには安堵できた。 詳細は翌日、現地の人からのお話で確認が必要だ。 最後に夕食を兼ねて「朝市おむすび」を食す。 ここのオーナーは地元に人ではなく移住中、ゆくゆくは海外に留学するとのこと。 若い元気印に会えたことはとても嬉しい、一緒に写真を撮ることにした。



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