９月２７日 ２２時間の船旅

２２時間の一人船旅はともかく暇。　往きの船は港に近い間はネットが使えるのですることもあるが、ネットが使えなくなるとやることもなく、Ｔを見たり寝たりそしてデッキでの撮影だ。　瀬戸内航路と違って外洋にでるのでサイドデッキは立ち入り禁止。　バックデッキしか出られない、従って視界が船の行く後ろ側だけという制約を受ける。　これが面白くない！　だから撮影も限定、船の中を撮ってもそんなに被写体があるわけではない。　昼間は晴れていて津軽海峡付近で夕焼けを期待したが雲が厚くなり残念な結果だ。　月の夜景は成功。　ともかく苫小牧港に着いて宿舎へ向かうことだけを考えた。　宿舎は夕張市、ここでの出会いに期待を持って車を飛ばす。　この付近の道は一般道でも快適に走れた。　宿舎近くの細道で「何か黒い物」が飛び出してきた。　思わずブレーキを踏んでライトの方を見ると何とヒグマ。　デカイ尻しか見えなかったが危ないところであった。　道路では鹿に気を付けろと聞いていたが、初日からヒグマに出会うとは！　明日からのロケに期待が持てそうな予感がした。