高知を離れる
4月9日、昨日の興奮と感動が薄れつつある中高知城、朝市を巡る。4年半の高知単身赴任の時は忙しすぎて風景を楽しむ余裕さえなかった。高知城へ行ったのは大阪への転勤が決まってからであった。街中を歩いていると当時の思い出が再び甦る。一周して高知龍馬空港方面へ進路を取る。葛島橋付近まで来ると周りが霧が流れていることに気がつき、急遽方向を土佐湾方面へ切り替える。新青柳橋付近は霧で視界が利かないほどである。住んでいたときはこのような風景に出会った記憶がない。その後桜を求めて東へ。物部川沿いの道を北東へ。有瀬の一本桜、頓定のしだれ桜を観て高知工科大学キャンバスへ。それまで行ったことがない場所を周遊、徳島へ向かう。三好市では「奇景・八枚なべら」、教えてもらった桜堂を見て鳴門市へ。鳴門では風が強く天気も良くはない、ウチノ海の夕景は諦め、それでもお月様は顔を出してくれた。