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フェステイバルシテイ

友人の写真展が新しくなったキヤノン大阪ギャラリーにてあるので久しぶりに梅田へ出る。まずはニコンギャラリーへ、写真展もただ人を中心に撮っているのは見ても勉強にならない。ここでは高校生の写真展があった、新しい目線の作品は作品の良否に関係なくとても勉強になる。時間がないので地下鉄を一駅だけ乗ることにした、地下鉄を降りて目的地を探すもなかなか見つからない、結果は梅田から歩くのが早かったのだと知らされた。フェステイバルタウンからの視角は新しいもの、この日の最初の被写体となった。ここから本町のオリンパスギャラリーまでは撮影しながら歩くことにした。15時を回っても暑い日ざしが容赦なく照り付けていた、人はなるだけ日陰を選んで歩いていた。店先、路地、ビルの谷間など都会の風景を楽しんだ。途中郵便局へ立ち寄ったが3年前に移転したという。移転前の建物はそのまま残っていたのが何か不思議であった。次は富士フィルムのギャラリー、ありふれた中に驚異の作品が並んでいた。作者とお話をさせていただき、その手法の一端の教示を受けた。また、昔、撮影されていた作品も鑑賞させていただき小生にとって将来の目標の一つが見つかったような気がする。そして本町から梅田方面まで違う道で歩き始めた途中の町並みも撮影しながらの移動である。中ノ島ではハトの愛の交換を目撃、堂島川では「新しい街のスポーツ」を目撃、大阪の川の美しさが取り戻された証だと思う。妻との「誕生日祝い」の会場へ急いで阪神電車に飛び乗った、今日は二人だけの誕生会だ。

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