再びの伊根漁港
2月7日、京丹後市の宿舎を5:30に出かける。雪は小降り、風はわずか。「立岩」の早朝撮影に出かける。道のそばの展望所にて見ると長時間露光で撮影可能だと判断し撮影準備に入る。すると急に風・雪が激しくなり車外に居れなくなる。10分ほど待ったが収まる気配が無い。6時30分まで待ったが先が見えない暴風雪は収まらなかった。仕方なく伊根に向かうことにする。途中のほとんどの道は雪かきがされていて苦労なく峰山・与謝野町を通過、伊根の入り口まできたら日の出。漁港の入り口に駐車して撮影、車が雪で出られなくなった。雪下ろし道具でタイヤの下の雪を排除してやっと脱出。四駆でもこんなことがあるのだと気を引き締める。伊根漁港に着くと誰もいない、もう水揚げは終わったのかもしれないと不安がよぎる。道の駅に行って管理人さんと会話、「2網で帰って来ると8時半ころ」だという。そこでもう一度漁港へ行くと仕入れの人たちがちらほら、そのお一人は嵐山からの仕入れだという、片道3時間。それでもここの魚はおいしいのだとのこと。話していると船が帰ってきた。生憎、雪雲でとても暗い。それでも着船状況から魚の仕分けなどを撮影。今回は定置網の入替で海から上げた網を水洗い、干す作業に遭遇。伊根では初めての体験。お礼を伝えて帰路に就く、与謝野町の浜から天橋立遠景を見てから高速道路に入った。