能勢・亀岡
3回目の写真展を目指しての活動、身障者施設での写真展示ボランテイアは11年目に突入。近くの神社での写真プレゼントは10年目に入った。当初、施設での写真展示作品は自分の好みで選び持参、その中から入所者やサポートする方々に選んでもらって展示していた。「新潟の田んぼの光芒」の作品は自分が気に入っており、展示されるものと確信していたが、子供たちは鼻も引っ掛けない。何を伝えたいのか全く理解できないとの反応、これらを経験しながら、子供たちが気に入ってくれる作品を撮ることに慣れてきたのは3年後くらいだったと思う。気に入ってくれると「この写真を飾って!」「これが好き、なぜっていうと.....」「この写真はどこで撮ったの?」「この写真はどうして撮ったの?」と選ぶときの表情が一変する。小生が最も楽しく、嬉しい瞬間である。そしてもっと喜んでくれる写真を撮ろうと決意する。ボランテイアもこの10年でいろんな事があった。神社の写真プレゼントは祭りや縁日の友だち同志、家族連れの写真を撮り、写っていたら自由にお持ち帰りのボランテイア。当初は子供たちが意識して写真を撮らせてくれなかったこともあった。それでヒゲを延ばして「ひげジイ」の印象を強くして対応。最近は子供たちやお母さんからも「写真を撮って!」とREQされる。ある時は幼稚園へ行っている子供から「感謝の絵」をプレゼントしてもらった。これは小生の勲章だと思っている。このような活動で「周りの人を幸せにする」活動を継続、写真が人生を彩ってくれている。これらで撮影、展示した作品で3回目の写真展を目標に施設の先生方に子供たちの目線でもう一度写真を選んでもらうことにした。その帰りに能勢・亀岡の撮影を敢行、その記録である。