矢掛・牛窓

しまなみ海道からの帰りに岡山県矢掛町に立ち寄る。目的はマンホールカード。途中で簡単に寄れると思ったが、なかなか着かずやきもきした。ところが矢掛町に着いて街を散策すると町並みをとても気に入ってしまった。そこで短い距離ではあったが散策することにした。本陣・脇本陣の両方が残っており、本陣は保存状態はとても良かった。街を歩いているとそこかしこに「ご自由にお入りください」の看板が見える。その１カ所に入ると何の店か判らず聞いてみた。「ここは宿泊所、当地の珍しい歴史物を展示しております、ご自由に見てください」との返事。実に珍しいものが無料で見ることができる。また、この宿泊所は土・日を除けば２食付８．８Ｋだという。雰囲気も良いのでとても気に入ってしまった。脇本陣はこの日は見られなかったが、かなり奥のほうまであるようであった。そこにいた郵便配達の若者に聞いてみるとなかなかの建物だという。実はこの青年は昔この脇本陣に住んでいたそうな。祖父・祖母が脇本陣の管理人だったとのこと、縁は異なものである。その後玉島町経由で牛窓の海へ。夕焼けは無理だったが海はとても美しかった。目的は塩飽諸島・広島、そこから新居浜・いまなみ海道を経由しての旅、とても変化に富んで楽しかった！