top of page

牡蠣筏(ベトナム女性とのお別れ)

今までは牡蠣を筏から引揚げての収獲、それの殻剥きしか撮影するものがないと思っておりました。今回は牡蠣の種付け、筏への吊るし作業の撮影をさせていただきました。これは今まで知らなかったのでとても勉強になりました。牡蠣の種付けは約1年間行います。ホタテの貝殻に種をつけて海面に固定、潮の干満を利用してホタテの貝殻が海に沈むのと海面から上に出るのを繰り返して強い種を育てます。ホタテ1枚に20~50くらいの種が成長します。これを吊るすロープにホタテの貝殻を17~20米を挟んでいきます。これを800~900本筏に吊るします。今回はここまでの工程を見学しました。1カ月前に吊るした筏の牡蠣はかなり成長していました。もうひとつ分かったことはこの作業は内海で行われます、穏やかな場所でないと仕事ができません。そのため牡蠣筏は外海から内海へ船で運ばれます。次は内海から外海へ移動する時の撮影をおねがいしました。そして2年半付き合ってくれた二人のベトナム女性とのお別れです。3年間の留学期間を終えて国へ帰る予定です。ベトナムでも牡蠣の養殖をしているので、そちらで働くそうです。小生の写真が彼女たちの良い思いでになってくれれば嬉しい限りです。2年半の撮影記録をDVDに編集してプレゼントしました! 国でも明るく、元気にがんばってくれることを期待しています!

bottom of page