あじさいを求めて
あじさいの季節になり、梅雨が始まったのでいつもの場所へ行ってみた。再度山と書いて「ふたたびさん」と読む。気に入った場所なので何度か行っているのだがこの場所が「日本の自然百選」に登録されている場所だと最近知ることになった。神戸市の外人墓地もあり、池もあり、当然散策路のある静かな場所である。自宅から車で1時間、20分で六甲山系に入り、曲がりくねった道を進む。途中に六甲山牧場や高山植物園もある。六甲山ホテルは現在休業中、改装して2019年に開業するとのこと。昔、IBMに入社した研修の最終コースを受けたのがこの六甲山ホテル、懐かしくもあり、苦い思いでもある場所である。そうこうしている内に摩耶山エリアを抜け、再度山エリアに入る。公園の駐車場に入ると車が数台、やはり雨模様なので来客は少ない。念のため傘をもって散策を始める。お目当ての紫陽花は少しだけしか咲いていない、散策路を山の上のほうまで進みながら植物の撮影を始める。形の美しいものが見つかると嬉しいものである。1時間あまり散策して戻り始めるとカメラを持った人に出会う。お話しすると「雨で幻想的な風景を撮影するのが目的」だとのこと、「少し山の中へ入った方が霧が深いですよ」とアドバイスして車に戻る。そこから大竜寺へ移動、ここで霧の深い幻想的な撮影をするのが次の目的。一人で行動するには少し気が引ける場所でもある。結果17時前まで撮影して来た道を引き返して自宅へ戻ることにした。