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梅田~北新地~中の島

2回目の写真展の当番へ、1時間ほど早く阪神梅田駅へ到着。ここから北新地を通って中の島のフェステイバルタワービルへ向かう。目的は朝の北新地の様子の撮影。東京の銀座や新宿から見れば小さなエリアの享楽街、それでもここには歴史がある。足を踏み入れるのは恐らく3年ぶり。店の多くは頻繁に入れ替わっているのであろうと思われるが表面では分からない。それでも昨日の余韻を消し去るかのごとく、いろんな人たちが働き清掃している。おしぼりを取りにくる人、お酒を搬入に来る人、道を玄関を掃除する人など次のお客様のために準備に余念がない。お店のオーナーは夢の中、その間にいろんな人たちが北新地を生き返らせる作業を続ける。お店の前の清掃が終わり美しくなったお店を見つけた。季節の植物が玄関先を飾っていた、そばにいる人は付近のお店の準備作業をしているようだ。そして道端でコックさんの帽子を整えている人を見つける、何をしているのだろう?と疑問に思い近づくことにした。「調理とお菓子の学校」だとのこと。先生の表情がとてもいい、生徒さんの目は輝いていた。広報担当の了解を得て撮影させていただいた。次回は生徒さんの料理の実技勉強しているところの撮影をお願いした。身障者の子供たちへの展示作品にするつもり。この日はオープンキャンパスでこれから入学する若い卵人たちが来られていた。また、ヒルトンホテルや名前を知られたホテル・お店の就職が決まったとの情報も流れていた。自分も一時料理にあこがれていた時期を思いだしながら若い人たちの前向きな表情を見つめていた。再会と写真を贈る約束をして中の島へ向かう。途中で気に入った3ポイントで撮影して当番の仕事に入った。そしてこの日は多くの友人が写真展を見に来てくれて、昔話にも花が咲いたことは言うまでもない。感謝!