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牡蠣の種付け

前日、虫明の牡蠣小屋の奥さんから連絡をいただいた「今、種付け牡蠣の養生作業をしているヨ!」。二つ返事で撮影に行くことにした。23時に自宅を出発、最初は備前市日生の頭島から夜景の撮影。午前5時に虫明漁港に着く、しばし待って出港。夜明け前の海は気持ちが良い。外海にある筏に着くと、種付けの終わったホタテの貝殻を筏から引き上げる。一方、筏は内海へ移動するために錨を海底からはずす作業も行う。小舟にいっぱいになったら内海の小島の沿岸にある干場に向かう、ここで10カ月くらい養生する。養生とは種が強くなることと、成長を抑えて海で成長させるのを時間調整することにある。この干場では干潮になると貝が空気に触れ、満潮になると海に沈む高さに吊るす。ちなみに種付けは成長した牡蠣から卵が放出される。その牡蠣はこの冬から残した筏にある。こうして1年周期で作業が進む。4月に筏に吊るした成長した牡蠣を見せてもらった。かなり大きくなっているのが分かった。午前9時に小生だけ港に送ってもらった。

風通しの良い木陰で1時間ほど仮眠の予定である。

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