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ブナを求めて

射水市に宿泊、朝は雨晴海岸の毛嵐に挑戦するも天気は雨、風も強く生憎の満潮。 この場所は満潮だと撮影する場所が海中に没する、また風が強いので波しぶきを思い切り被ることになる。 ちょうどJR氷見線の電車が通ってくれたが撮影できず、諦めて次の目的地「石動山」へ。 ここにもブナがあると知っていたが、山を散策することになるので避けていた。 今日は登山靴に履き替えて挑戦、伊須流岐比古神社へお参りしてから、山道を登る。 所々樹木が倒れ通行困難、遠回りや倒れた樹木の下を潜りながら上へ向かう。 山頂では大御前という建物があり、前の広場は落ち葉で埋め尽くされていた。 目的のブナはまだ見つからない、方向を気持ちで決めて山を下りていくと「ブナ林」を発見。 ちょうど陽が差し始めてブナ林がとても美しく見ることができた。 その時、下から6名ほどの人たちがブナ林へ到着。11月に山を駆ける大会があるので山道の整備中だと言う。 荒れた場所をお知らせし、能登のブナ林情報をいただいて別れる。 昼食はいつもの七尾駅前の「中華の家」、ここの麻婆豆腐が絶品。 ところがこの日は定休日だった。仕方がないので能登道路の入り口でラーメンをいただいて珠洲市へ向かう。 宝立山のブナは個性豊か、林の中まで車で行けるのが魅力。 ゆっくりとブナと話しながら撮影する。 この林からは能登半島・富山方面が見える。 少し時間があったのでもうひとつのブナ林へ向かう、能登町の鉢伏山。 小生が初めて能登のブナを知った山、ここのブナも個性豊か、昔ブナで炭を作っていた関係で面白い形ができた。 帰りにお世話になった「ブナの森」へ立ち寄り、明日の「ブナ林でのお茶タイム」を予約して輪島へ向かう。 夕景を撮影後「中島酒造」へ立ち寄る。 2015年の写真展「能登の風」でモデルになってもらったオヤジさんの酒蔵、今は亡くなって息子さんが後を継ぐ。 息子さんが仕込んだ「翔」を1本いただいて宿舎の宇出津へ向かう。

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