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宇出津から

宇出津国民宿舎を5時に出発、帰らなかったらチェックアウトの手続きを終える。 近くの漁港で夜明け前の風景をGET。 続いて小木方面に向かう。 どこで朝陽を撮るか探すのである。 防波堤では多くの釣り人が競っていた。 防波堤に上るも風景はダメ、別の場所へ移動。 より海に近い防波堤、ここでも釣り客が奮闘中、ここではけっこう釣れているようだ、釣れているのはイカ。 しばし日の出までここで遊ぶ。 日の出を見てから小木港の岸壁に向かう、ここがポイントであったと悔やむ。 ところがそれからドラマが始まった。 漁港の入り口の上に朝陽が来て雲が演出、そこへ小さな漁船が通過する。 この漁港はイカ釣り船の基地、大型漁船で遠洋漁業に出かけるので残っている少ない船は小さな漁船だけ。 その少ない船が小木港を出ていく。 その幸運に驚愕である。 上ではその船を見つめる眼を発見、自然の姿はとても美しい。 見附島まで行ってから鉢伏山へ向かう。 鉢伏山から宇出津の友人と会うため移動。 3年前に恋路海岸で偶然会ってFBの友人となり、交流が続いている。 宇出津で「寿司」をごちそうになって和倉方面へ海岸線を進む。 初期の能登鉄道の車輛を見て、鵜川の鶴野酒造へ。 ここのお酒の仕込みの作品を個展「能登の風」で使わせていただいた。 当時は女将さんが杜氏、今は長女が杜氏だそうだ。 彼女が仕込んだ清酒「愛」を手に入れた。 海岸線を進みながらボラ待ち櫓、甲漁港、大龍寺を回って和倉の宿舎へ向かった。

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