奥飛騨最北
昨年10月富山県有峰湖の帰りに見つけた紅葉の美しい山々、その冬景色を見たくて奥飛騨の最北端、富山県との県境の村を訪問した。奥飛騨温泉郷から神尾町打保へ行くには2本の道がある。 最初の道を有峰湖方面へ右折、双六川に沿って北上する。 白い道におじさんを見つけて車を停める。 今年の雪は少ないとのこと、今炭焼きに火をつけたところだと言う。 炭の材料はナラの樹、炭には一番良い樹木と言われた。 この上宝町から峠を越えたら「打保村」、上宝町を上から眺めたのち峠に向かうと「通行止め」。 結構広い道だったのでビックリした。 仕方がないので2つ目の道を行くことにして戻る。 でもこの2つ目の道はどこまでも曲がりくねっていてこれで目的地に着けるのか心配になる。 細い道に入ってから約1時間(写真を撮りながら)で内保村の入り口に着く。 これ以上は先に進めない場所まで行って山を眺める。 昨年の秋は有峰林道から眺めたので上からの風景であったが、冬は有峰林道は通行止めなので下からの眺望に限られる。 山と少しの家屋、雪の中に埋もれた風景を堪能した。 落ち着いて見てみるとそれぞれの家屋に黄色い壁が見える。 不思議に思ってそのひとつに近づくと「寒さらし」、大根を切って干してあるのがわかる。 これが干し大根になって黄色く見えていたのだ。 小さな村を一回りして戻ることにする、行き止まりなので戻ることしかできない。 神尾町の「宙道の駅」に着く、みやげの漬物を購入してお店の女性に聞くと「カミオカンデ」の展示場を建造中だと言われた。 見ることができないのは残念である。 ゆっくり帰りながら念願の「手打ちそば」と「地採れ野菜」を探すことにした。 岐阜市内まで一般道を走行、関ヶ原ICから高速道に乗って帰宅、地採れ野菜は美濃市のスーパーにて入手できた。 「手打ちそば」は古川市内でやっと味わうことができました。