馬籠宿から茅野へ
今年最後の信州訪問の旅。天気予報では雪、今年は暖冬で本当に雪が少なかった。いつも通り中津川ICで一般道へ降りる、ここからは気の向くままの場所を尋ねながら信州へ向かう。まずは島崎藤村の馬籠宿へ、母が好きだった地域。生憎の天候がすばらしい風景を演出してくれた。朝早すぎて人の往来はほとんど見られない。時折、猫が挨拶をしてくれる。ここは無料の駐車場があって訪れ易い場所である。藤村のお墓詣りを含め1時間ほど散策する、上に駐車したので帰りは坂道を上り、最後は展望広場で全体を見ることになる。あちこちに廃屋らしき建物があれば、改装された新しい建物もあり「旧い街並み」の維持の難しさが伝わってくる。ここから妻籠宿へ旧中山道沿いに山道を走る。途中「女滝・男滝」を見て、らしくない中山道を歩く。大妻籠宿も少し散策するも妻籠宿は今回は素通り、妻籠宿は観光客が散策していた。知名度の差を感じた。姥神トンネルを抜けると雪だった。まさしく雨から雪への変更線を越えた。途中から旧道へ入り「奈良井ダム」へ向かう。ダムを造る石垣が面白い。ダムの中央へ行こうとしたが「立入禁止」。そこでダムカードをもらいに事務所へ、ここでダムの中央まで入ることを頼んでみるとOKが出てカギを開けてもらった。姥神峠は雪と霧で正しく幻想的な風景を見せてくれた。伊那から茅野へ向かう。茅野市役所の駐車場で車の接触事故に遭ったのは深い反省である。警察に届けた後「御射鹿池」「龍神池」へ。この日はこれで最後、諏訪のお気に入りの民宿へ向かう。