作品入替の日
3カ月に一度能勢に通う。 身障者施設の展示作品の入替に行く。 この作業は11年を超えた。 でも作業は一人では無理なので友人に手伝ってもらいながらの11年である。 以前は脚立に乗って高い位置の額縁を入れ替えていた。 今は怖くて脚立の上に乗れないのだ。 そこで大きな机の上にひとつの椅子を乗せ、机に上るための椅子を下に置く。 椅子から机に乗りそしてもう一つの椅子に乗って額縁を取り換える。 この作業をしていると施設の担当している人から暖かい声がかかる。 これが嬉しい時である。 最初の施設で取り換えて亀岡に向かう、ここで昼食。 そして亀岡の里山風景を探して撮影する。 これも楽しみのひとつである。 今回は田植えの終わった風景、麦秋の風景、あぜ道の花の風景、最後は平安時代から続く「加舎神社」の風景を追いかけた。 地域の古い歴史や文化を見つけるのも楽しいものである。