top of page

那覇最後の日

昨日の栄町のお酒が残っている。 それでも4時に起きて牧志へ向かう。 まだゆいレールは動いていない。 薄暗い中を見当をつけて歩く。 目的のひとつ竜宮通りを発見、屋台村からやちむん通りを目指す。 この竜宮通りはこの地域で唯一昔の享楽街を感じることができる通りである。 やっと見慣れた通りに出て牧志公設市場を目指す、先日公設市場が閉鎖され、移転して今の場所は再開発されるとのこと。 昔の名残がまた消えていく。 公設市場ではもう灯りもなく移転の看板だけが空虚に下がっていた。 開発が終わった農連市場の知り合いに会いに行った。 昔話に花が咲き、焼き芋をおみやげにいただく。 それをもって栄町市場へ向かう。与儀公園・ガーブ川を過ぎるころにはゆいレールが動きは決めていた。 栄町では昨年撮らせてもらったおばあに写真を届けるのが目的、市場でもらった焼き芋をお裾分け、昨日飲んだ店も朝見ると汚らしく見えた。 よく見るとソファーに誰か寝ているではないか。 これが那覇の朝の光景ではある。 宿舎で朝食をいただき、タクシーで空港へ。 那覇空港ではダブルホエールをGET、飛行機の中では爆睡して神戸空港に到着。 天気は予想以上に悪かったが、それなりに楽しい10日間であった。

bottom of page