蒜山(真庭市)
宿舎のご主人から雲海情報を得て午前5時に出発。 周りは霧が少し出ていたので雲海が出るかもと期待に膨れる。 聞いていた天戸岩戸神社の入口の駐車場に車を停める。 拝所まで徒歩20分と書かれていた。 カメラバッグと三脚を持って山道に入る。 結構きつい上り坂、幸い階段状に整備されているところが多かった。 それでも40分かかって拝所に到着。 見るとそこそこの雲海が見えた。まだ日の出には時間があった。 太陽が山陰から顔を出し、雲海に斜光を描くようになって20分くらいで降りることにした。 降りるのもなかなか神経を使う山道であった。 降りるとまだ雲海が残っていて、蒜山三山の下にも霧がかかっていた。 そこから霧を求めて蒜山町を散策していく。 最後は農家のおばあがネギを収穫中に出会う。 少し持って帰るか? と聞かれて慌てて辞退した。 ネギは3日は持たないのだ。 その後龍宮岩や神代四季桜を見て紅葉で有名な普門寺へ向かった。 同じ真庭市内ながら30Kmの距離があった。 普門寺の紅葉にはまだ時間が必要であったが、風情はなかなかのものであった。 そこから鏡野町の宿舎へ急ぐ、途中奥津渓谷を覗いてみたがやはり紅葉はまだまだであった。 明日の下見に恩原高原へ向かい記念撮影をしてから宿舎へ向かった。 この日はカップラーメンで夕食を済ませた。 宿舎では温泉と言いながら体温程度の温度の湯で、部屋の風呂へ入ろうとしたがこれも同じようにぬるいお湯で、温まることはできなかった。 そしてもっと苦しめられたのは「カメムシ」、部屋の中で飛び回るのだ。 結局、一晩でカメムシを5匹退治したおかげで寝不足、これで金を取られるのは辛いものだと思った。