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最期の雪を求めて

今年の雪は少なく、撮影機会も少なかった。 今年の雪風景の撮り納めと思って出かけることにした。 佐用町で雲海の撮影を皮切りに鳥取県江府町を目指す。 自宅を午前1時出発、佐用町へ5時半に到着。 霧の中で星を撮ることにして撮影していると車が展望所内へ入ってきて、車のライトが撮影の邪魔をしてくれた。 なかなかライトを消さず、降りてきたのはカメラマン4人。 しかも、私の三脚の前を通って自分のポジションヘ移動するのだ。 後ろを通れるにも関わらずレンズの前を通るのは言語道断、クレームを言ったがカエルのの面にションベン。 これでは今日はダメだと思ったら、案の定「雲海」は出ず、4人のカメラマン(ウチ3人は女性)の翻弄されて次の目的地へ移動することにした。 雲海はダメだったが霧や雪には恵まれた。 智頭町から佐治町を経由して鏡野町へ入る。 この辺は兵庫・鳥取・岡山と移動になる。 鏡野町・恩原湖では大雪に出会いなかなかの体験をした。 前日から来て早朝の撮影をした方が良かったかと反省する。 湖畔からの風景も良かった。 ここから蒜山に抜けるのに国道445号線を選択。 ところが山路の入口で「積雪のため通行止」を看板が出ていた。 積雪は大したことはなかったのでそのまま山道に入る。 雪が3Cm程度でなかなかの風景を撮影しながら蒜山の入口まで到達。 道を遮るようにバーが設けられて通行止め表示が出ていた。 今更戻って迂回することも難しいと思ってバーに近づくと、移動できるようになっていた。 重いバーを持ち上げて90度移動、やっとの思いで通行できた。 蒜山はそんなにも魅力はなく、そのまま鳥取県御机へ移動した。 大山には雲がかかり山頂は見えなかったが雰囲気は良かった。 撮影しているうちに大山の山頂付近の雲が無くなり素晴らしい風景になった。 また、下の田んぼには雪がほとんどなく田んぼの下からも撮影を挑戦。 夕焼はなかったが夕暮れの御机・大山を見ることができた。 蒜山で夕食を摂るためにいつもの店に行くと食事は18時までだという。 時刻は18時5分、無理を言って「カレー」をお願いし、明日の朝食・昼食の購入をした。 この日の宿舎は鏡野町奥津温泉、来た道は止めて人形峠経由で移動した。

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