7月5日 宇出津「あばれ祭」2日目
- 宮田 敏幸
- 7月12日
- 読了時間: 1分
このお祭りは「奇祭」と言われている。 特徴は誰もが参加できること。 地元以外の人でもキリコを担げる。 そして子供の参加が必須なのだ。 乳母車で連れて来てキリコに上がる。 早い時からキリコに慣れさせることらしい。 乳飲み子を抱いてキリコに上がって鐘を鳴らしている若いお母さんも見られた。 暑い日中だけでなく、松明の下でも同じ行動である。 2日目は神輿が主役、2基ある神輿をキリコが先導する。 神輿は海の中に投げ込まれ、焚火の中にぶち込まれ、川に投げ込まれる。 川では松明の下で神輿を乱暴に扱う。 乱暴に扱えば扱うほど神様が喜ぶとされている。 そして最後に神社へ奉納される時は神輿が半壊~全壊状態になる。 能登の祭りはそれぞれに特徴があり、並べて「キリコ祭り」と括ることができない。 それぞれの祭りを自ら体験しないとその違いや味を感じることができない。 この日の帰宅は午前0時を超えていた!
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